
平成26年8月度定例会 開催結果
投稿日:2014年8月22日(金)
開催日時 |
平成26年8月19日(火)18:00~19:30 |
開催場所 |
加古川商工会議所 4階 大会議室 |
出席者 |
24名 |
東京労務コンサルティング 代表・特定社会保険労務士の真島伸一郎氏を講師に招いて、「オン・オフにメリハリをつける究極の仕事術~元気な会社を作るための処方箋~」と題しての研修会を開催しました。
(以下、講演概要)
- 「ワークライフバランス」という言葉を聞くと、「福利厚生の充実」「女性優遇」「余暇の充実が必要」といったイメージが先行してしまっている。
- 時間制約がある社員(=短時間勤務者)のほうが、時間当たりの生産性が高いというデータがあり、効率よく仕事をしようとする。
- 仕事だけではインプットが広がらない。(仕事はあくまでもアウトプットであり、インプットがなければ良いアウトプットは導き出せない。(=仕事だけでは発想が枯渇するので、仕事以外の知識を反映させることにより、良い仕事ができる。)
- 長時間労働が美徳とされた高度成長期や企業成長期の働き方を否定するものではないが、今の若者には通用しない。
- 人手不足が今後顕著になってくる今後、育児・介護による離職が多くなれば企業の体力が弱まってくる。
- ワークライフバランスは経営戦略のひとつとして実行しなければならず、中小企業の場合、トップダウンで実行しやすいはずである。
- 残業させないようにすることで、短時間で成果を出さなければならないので、現状より仕事としてはシビアになることのほうが多い。
- 具体的には「朝・夕メール」による関係部署内でのスケジュール・情報共有、「会議人数半分、時間半分、資料半分」によるコスト削減が期待できる。