6月度定例会を開催しました

6月17日、6月度定例会が開催され、気象予報士の南利幸氏による『温暖化はどんなんか~昨今の異常気象から企業を守る~』と題した講演が行われました。

講演の中で南氏から「年間の死者数でいえば台風や土砂崩れよりも熱中症原因のほうが断然多い。これは、台風等は視聴者がお天気情報をこまめにチェックし、不要不急の外出を控えたりするなど、天気情報や公的情報に基づいた対策がきちんと取られていることが多いからだ。だが熱中症については”不要不急の外出を控える”との情報が出る暑さでも、屋外で活動したり、水分補給・冷房対策を怠ったりと、危機感の無い日常生活を送り、その結果熱中症になって、時には死亡するという、対策さえとっていればそうならなかったのにという事例が毎年ある。熱中症に対する認識・対策が甘いと言わざるを得ない。熱中症の死者が毎年多くいるという事実を忘れず、対策をしっかりとって今年の夏を過ごしてほしい」と、温和な口調の中にも厳しく問いかける場面がありました。

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